GitHub Copilotの使い方と活用法

GitHub Copilotは、開発者のコード入力やコメントに応じて、AIがコードを自動生成・提案してくれるプログラミング補助ツールです。対応する言語はPython、JavaScript、TypeScript、Go、Rubyなど多岐にわたり、自然言語（日本語・英語）での指示にも対応します。

1. Visual Studio Codeのインストール

まず、公式サイトからVS Codeをダウンロード・インストールしてください。

2. GitHubアカウントを作成・ログイン

GitHub CopilotはGitHubのサービスの一部です。アカウントがない場合は、GitHubで無料作成できます。

3. Copilot拡張機能をインストール

VS Codeを開き、左側の拡張機能メニューから「GitHub Copilot」を検索・インストールします。

4. GitHubで認証し、有効化

インストール後、GitHubにサインインして認証を完了するとCopilotが使えるようになります。個人利用では月額10ドルですが、60日間の無料体験も可能です。

Copilotが有効になると、コードを入力していくだけで、自動的に候補が表示されます。提案を受け入れるにはTabキーを押すだけ。とても直感的に使えます。

コメントを書くとそれに対応するコードをAIが補完してくれます。日本語のコメントにも対応。

提案は言語ごとに適切な構文で行われ、コーディングスピードが格段に上がります。

// 文字列を逆順にして返す関数
function reverseString(str) {
  return str.split('').reverse().join('');
}

・関数の雛形作成：API呼び出しやループ処理など、よくあるパターンを瞬時に生成
・日本語コメントからコード化：非エンジニアとの仕様連携にも便利
・未知の言語の学習補助：構文がわからなくても試し書きで雰囲気をつかめる

GitHub Copilotは非常に便利ですが、提案されたコードが必ずしも最適とは限りません。ときには非効率な処理やセキュリティ的に問題のあるコードを生成することもあります。

・コメントは具体的に書く
・コードの内容は必ず目視で確認する
・AI提案は“たたき台”と考えて、自分でカスタマイズする意識を持つ

GitHub Copilotは、日々のコーディング作業を強力にサポートしてくれる新しい時代の開発ツールです。AIによる自動補完により、プログラミングの学習や実務においても高い効果を発揮します。
導入も簡単で、すぐに試せる無料トライアルも用意されています。